リフォーム前にこれだけは知っておきたい!
リフォーム前にちょっと役立つ情報や選び方のポイント、住まいの
メンテナンス方法など、お役立てください。
室内のカビでお困りの方へ!

「部屋の壁のクロスにカビが生えて困っています!」と、おっしゃる奥様がお店にいらっしゃいました。
マンションにお住まいの方で、特に北側の部屋で、窓の下のカビが酷いとのことでした。

 

冬は、窓や壁の結露が酷いとのことで、おそらくカビの原因は、窓と壁の結露によるものだと思われます。

 

「クロスを貼り替えた方が、いいのかしら?」「でも、また同じことになるかもしれないし…」
と、どうしていいのか分からないご様子でした。それで、mamaリフォームに相談しに来られたのです。

 

そこで、mamaリフォームからのご提案として、いきなり対策工事をするのではなく、
まず結露している原因を、突き止め、理解していただいて、
できる対策(費用の少ない対策)から順番にやっていくことをお勧めしました。

 

結露の一番の原因としては、水分を多く含んだ空気が室内に滞留することが挙げられます。
この空気が、冬場の冷えた窓や壁に触れた時に、空気中の水分が水滴に変わり結露します。

 

水分の多く含んだ空気の発生源は、

・キッチンで煮炊きした時の水蒸気。
・お風呂からの湯気。
・冬のガス暖房などの室内燃焼型の暖房器具からの水蒸気。
・室内に洗濯物を干したときの水蒸気。

などがあります。

 

この水蒸気を、換気をよくして減らすことが、結露対策として大切です。
換気だけで不十分な場合は、除湿器を使うとグンと結露が少なくなります。

 

後日、お伺いして、ご主人様にもこのお話をしたところ、換気をよくして、除湿器をかけていただきました。
すると、冬場の結露が減ってmamaリフォームでご提案させていただいた話の内容に、
ご主人様も納得していただきました。

 

つぎに必要な対策は、断熱です。
冷たい窓ガラスや壁面に、断熱をすることで、その部分の結露は防ぐことができます。
窓ガラスは特に結露しやすいので、インプラスやプラマードUと言った各サッシメーカーの内窓を
既存の窓の内側に取り付けることで、外部の冷たさを防ぐことで、結露を抑えることができます。
内窓に入れるガラスも、1枚ガラスだけでなく、ガラスを2枚入れるペアガラスもあります。
ペアガラスだとガラスとガラスの間に、空気層があるので、断熱性能が高いのでお勧めです。
さらに、Low-eガラスという、遮熱、断熱性能のより高い特殊ガラスもあります。
状況に応じて選ぶといいですよ。
ちなみに、内窓の取り付けは、断熱性能だけでなく防音性能も高いので音の問題でお悩みな方にもお勧めです。

 

壁については、壁を壊して断熱材を補充するなんて簡単にはできません。
また、室内の壁の上にまた、壁を作って断熱する方法もありますが、少し部屋が狭くなってしまいます。
そこで、室内の壁に断熱塗料(日進産業のガイナの室内用)を塗る事を、ご提案しました。

 

今回のケースでは、
もちろんカビの生えているビニールクロスは剥がし、きれいにしてから断熱塗料を塗りました。

 

これで対策は、ばっちりですが、一つお伝えしておかなくてはいけない事は、
これらの対策で今まで結露で悩ませられていた窓や壁の結露は抑えられますが、
今まで結露していなかった部分に結露が発生する可能性はあるということです。

 

というのは、今まで結露していた水蒸気が断熱を施された窓ガラスや壁では、結露しなくなるのですが、
別のどこかの部分で結露することがあるからです。
ですから、断熱をしても、換気や除湿も並行して行わなければなりません。

 

結露が減って、カビの発生が防げることで、ご主人様が咳き込むこともなくなり、喜んでいただけました。

 

今回の記事は、ママリフォームの神田が担当しました。
住宅の業界でお客様と接する仕事をさせていただいて、26年になります。
その間、様々なお客様とのやり取りを経験して、
どうしたらリフォームするお客様に満足していただけるか?日々追及しております。
その一つがサービスエリアを狭くすることでした。現在のサービスエリアは、世田谷区松原を中心に赤堤、豪徳寺など自転車15分圏内のため、それ以外のエリアの方の対応ができませんが、多少のご相談にはのれると思います。
もし何かお悩みや相談ごとがありましたら、お気軽にご連絡下さい。

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