先日、お客様から新聞に載っていたある業者の格安トイレ交換の広告を見て
「何が違うの?」とご相談をいただきました。
同じように見えるトイレの交換、価格の差はどこから出て来るのでしょうか。
トイレ交換の場合、価格は大きく3つの点から変わってきます。
2.工事の範囲
3.工事の質
当たり前のことではありますが、どこかに違いがあるから、価格にも違いが出て来るのです。
同じように見える商品でも、チラシでは価格の抑えられる商品を掲載している場合が多くあります。
例えば便器。タンクがない、お掃除しやすいデザインなど便器にも様々な種類があります。
ウォシュレットも同じです。リモコンで洗浄ができる、自動で除菌をしてくれてキレイが長持ちするなど違いがあります。
機能を抑えたものにすれば当然価格は抑えられる。
そして在庫処分や、同じ商品を大量に仕入れているから安いという場合もあります。
一方で少し予算を足すとより快適に使えるものがあったりもします。
トイレ交換しかしなければ作業は限定的なので、当然費用も抑えられます。
ただ、トイレ交換はトイレだけを交換すれば、本当に満足なものになるのでしょうか・・・。
最近のトイレは便器もタンクも小さくなっていっています。
例えば便器であれば10年前のものに比べて7cmくらい小さくなっているものも。
長年使ったトイレを交換したときにフローリングに付いている便器の跡が目立ってしまったり、タンクのまわりの壁紙の汚れが目立ってしまうことも。
せっかくトイレがキレイになっても気になる部分が残ってしまうのは残念です。
トイレ交換だけでなく、壁紙や床のシートの貼り替えを入れると、トイレだけで格安だった見積りも、最終的にはあまり他と変わらない価格になることも。
そしてどんな工事でも結局現場で作業をするのは職人です。
先日このコーナーの「外壁塗装工事を決めちゃう前に!」でも職人の質が大事という話を書きました。
どんな人が来て工事をするかも、最終的には価格に関係して来ます。
「何が違うの?」と聞いてきたお客様、結局は最初に見た広告の業者は選ばれませんでした。
というのも以前ネットショッピングでエアコンを買ったものの、いざ取付けを始めようというときになって配管のための穴が必要なことが発覚。
「うちはエアコンの取付と取外ししかしないので穴がないと取付はできません」
と言われてしまい、大急ぎですぐに穴を開けられる業者を探さないといけなかったという苦い経験をされたことがあるから。
「安いのには何か理由があるから」と分かっていらしたんですね。
一方で、以前格安トイレ交換をされたものの
「リモコンで洗浄ができるなんて知らなかった!振り返って腰をかがめてレバーを回すのがきつくなってきていたので、知っていたらそっちにしたのに」
と後悔をされている方もいらっしゃいました。
もちろん企業努力で価格を抑えている場合も多くありますが、何が違っていて安いのか、それが自分の希望に合っているのか、一度立ち止まって考えてみることをオススメします。
必要以上にお金をかける必要はないけれど、そのあと何年もの暮らしに関わるものだから。
家族の誰もが、一日のはじめに、一日の終わりに使う場所であるトイレ。
せっかく交換するなら、みなさんにとってさらに心地いい場所になるといいですね。
ちょっとしたことでトイレがオシャレなこだわりの空間に
mamaリフォームでは、ちょっとしたことでもまずは現地をきちんと確認できるように、世田谷区松原を中心に自転車15分圏内をサービスエリアとしています。
「何が違うの?」そんなことも、まずはお気軽にご相談ください。