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キッチン換気扇交換、お掃除らくらく!!!

『台所の換気扇の掃除が大変で困っているの、なんとかならないかしら』
ご年配のお客様から、先日そんなご相談を受けました。

 

お話をうかがうと、『人数も少なくなったし、キッチンを全部替えるには年をとってしまって労力も必要で大変だから、せめて換気扇のところだけでもきれいな新しいものに替えて気持ちよくしたい』というご希望だったので、まずはどんなご提案ができるのか、現状を見せて頂くことにしました。

お宅にうかがって見せていただいてみると、昔ながらの板金で造ったステンレスのフードの中にフィルターもなく、天井に近い高い位置にプロペラに換気扇が付いていました。

背の高いご家族の方でも外すのが大変で、市販のフィルターカバーを探してきて付けたりなるべく掃除を頻繁にしなくてもよいように色々工夫をしているものの、合うフィルターを探してくるのも面倒だし不便で仕方ない。

『もっと言えばフードの見た目もステンレスの筒のようで、周りの壁もステンレス、最初はよかったけど、時間が経つと油汚れも取れにくくてね』長年不満だったけど、もったいないしそのまま我慢して使っていらっしゃったとのことでした。

『でもそこまでやると大工事になるでしょう?換気扇だけ入れ替えでやっぱり我慢した方がいいかしら』

 

そこでいくつかの、ご提案をさせていただくことに。

 

まず今の換気扇だけを新しく交換する。

これは工事の手間もあまりかからずサイズさえ間違えなければ器用な方ならご自分で交換してしまう場合もあります。換気扇も今お使いの物より進化していて、本体をしっかり覆う、交換可能なフィルター付きで、取替えもワンタッチ。お掃除する時のプロペラ着脱もワンタッチ、油受けを外すのも手前に引くだけで手をあまり汚さずできます。

でも、換気扇の位置はそのまま、着脱は楽になっても高い位置に変わりはなく、何より見た目がほとんど変わらないので新しくなった感はあまりありません。

 

次に金属換気扇付きの一般的なレンジフード。

これに交換するだけで、まず油煙が換気扇にたどり着く前にフード内全体をカバーする金属のフィルターがあり、ここで油をキャッチしてくれます。そして、フードも新しいものに替えてしまうので、全体の見た目もきれいになり、フードまで交換する工事の中ではリーズナブルな価格。

ただ、今はフッ素加工や、オイルガード塗装など汚れが付きにくく掃除が楽になっているものの、換気扇掃除の頻度が少し減っても金属フィルターを掃除する必要があり、網目にたまった油の目詰まりを掃除するのは少し厄介。金属換気扇を外してお掃除するのもやはり今まで通りのひと仕事。

これでは見た目が良くなっても掃除を楽にしたいというご相談に対して、お客様の満足には少し届かない。

 

そこで、ご提案したのが、今主流になりつつある、スリム型のレンジフード。

このレンジフードは今まで網目のフィルターが付いていた部分に整流板という平らな板が設置されていて、その周辺から吸引するというもの。一見すると、金属の板で蓋がしてあるみたいで、吸い込み量が少ないのでは?と思いがちですが逆に吸い口をあえて狭くすることによって油煙を吸い込む風速を加速させるので、実際には吸い込み性能が高くなっているのです。

普段のお手入れはこの整流板をさっと拭くだけ。フラットなので拭き取るのも楽々です。

換気扇の中のお掃除も、従来より小さなフィルターと丸い羽も低い位置なのでスムーズに取外し取付が出来ます。

ご提案した中から、三番目のスリム型レンジフードを選ばれたお客様。さらに汚れが取れにくくなっていたステンレスの正面と側面の壁の部分にも汚れがさっと拭き取れるキッチンパネルをご提案させていただきました。

 

 
『単純に換気扇がきれいになって少し掃除が楽になればいいかと思ってたけれど、色々種類も方法もあるのね!キッチンパネルも掃除しやすそうだし、見た目もすっきりして見違えてしまって、また料理の意欲もわいてくるわ!』と喜んでいただきました。

ご予算やご要望に合わせてさらに上位機種になると、ノンフィルターでオイルトレーに溜まった油を洗い流すだけのものや、トレイにお湯を入れスイッチを入れるだけで自動でお掃除してくれる洗浄機能付きのもの、ビルトインコンロの点火ON⇔OFFが、レンジフードの運転⇔停止と自動で連動するもの等もあります。

工事も半日から1日で完了します。

嫌な掃除の負担を少し減らして、家事をもっと楽しんではいかがでしょうか?

今回の記事は、ママリフォームの神田奈緒美が担当しました。

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